
デジタルサイネージが広告宣伝の在り方を変える?広がる6つの可能性
広告といえば、今まではポスターといった紙媒体が主流でした。
もちろん現在でも電車内の中吊り広告や町内の掲示板など、紙の広告が使われている場面は少なくありません。
街にあふれている広告のなかで、最近多くの消費者の目を引くようになってきたのが“デジタルサイネージ”です。
今回は、デジタルサイネージ広告のタイプや、可能性についてご紹介していきます。
目次[非表示]
- 1.デジタルサイネージ広告のタイプ
- 1.1.ネットワークの観点で見たデジタルサイネージ
- 1.1.1.【ネットワーク型】
- 1.1.2.【スタンドアロン型】
- 1.2.コミュニケーションの観点で見たデジタルサイネージ
- 2.デジタルサイネージで広がる広告の可能性
- 2.1.省スペースで数多くの情報を伝えられる
- 2.2.製品やサービスの魅力を簡単に伝えられる
- 2.3.偶然広告を見た人にもアピールできる
- 2.4.時間帯で表示するコンテンツを変えられる
- 2.5.遠方からでも一括で情報管理できる
- 2.6.外国人観光客向けの広告にも活用できる
- 3.まとめ
デジタルサイネージ広告のタイプ
デジタルサイネージ広告は複数のタイプにわけられます。
ここからは、ネットワークとコミュニケーションの観点にわけてデジタルサイネージのタイプを解説します。
ネットワークの観点で見たデジタルサイネージ
まず、ネットワークの観点で見たデジタルサイネージは、インターネット接続の有無で分類されます。
【ネットワーク型】
ネットワーク型は、インターネット接続して情報更新を行うタイプです。リアルタイムで情報発信を行いたいという場合に向いています。また、本部で操作を行うだけで複数拠点のデジタルサイネージの表示コンテンツを一括で変更することも可能です。
時間や場所にとらわれずに表示コンテンツを変えられるのがネットワーク型のメリットです。
【スタンドアロン型】
スタンドアロン型とは、インターネットに接続不要なデジタルサイネージのことです。
あらかじめ作成したコンテンツをUSBやSDカードなどに保存し、それらをディスプレイに接続することでコンテンツを表示します。
シンプルな手順で導入しやすいのが特徴ですが、ネットワークを経由しないためコンテンツを更新する際に手間がかかるというデメリットもあります。
コミュニケーションの観点で見たデジタルサイネージ
コミュニケーションの観点で見ると、デジタルサイネージは“単方向型”と“双方向型”にわけられます。
【単方向型】
ブロードキャストサイネージとも呼ばれるこのタイプは、情報の発信に特化しており、同じネットワークを利用するすべての端末に情報を送ることが可能です。
タッチパネル操作には対応していないため、広告を見る人は一方的に情報を受け取ることしかできません。
【双方向型】
双方向型は、タッチパネルを操作をすることによって利用者が欲しい情報を選択することができるデジタルサイネージで、インタラクティブ型とも呼ばれます。
観光地や駅、大型商業施設での周辺検索や、書店での在庫検索などに活用されています。
また、モーションセンサーを組み合わせれば、人の動きによって反応を変えるユニークな広告を作ることもできます。
デジタルサイネージで広がる広告の可能性
デジタルサイネージが広く普及している背景には、紙や看板といった媒体では実現が難しいことを実現できるという、デジタルならではの特徴があります。
ここでは、デジタルサイネージによってできることや、そこから広がる広告の可能性についてチェックしてみましょう。
省スペースで数多くの情報を伝えられる
たとえば、紙のポスターでいくつもの情報を伝えようとすると、紙のサイズを大きくしたり、文字や画像のサイズを小さくしたりという工夫が必要です。
しかし、デジタルサイネージなら、ひとつのディスプレイで多くの情報を伝えられるため、ブランドや店舗のイメージを崩すことなく効果的な宣伝が可能です。
また、広告を複数掲載しようとすると広告料も高額になります。その点、デジタルサイネージなら一度で多くの情報を伝えられるため、コスト削減につながります。
製品やサービスの魅力を簡単に伝えられる
顧客の目に付きやすい場所や順番待ちの列ができるスペース、待合室などにデジタルサイネージを設置すれば、製品やサービスの魅力を積極的にアピールすることが可能です。
しかし、従来のデジタルサイネージシステムの場合、イラストレーターやパワーポイントなど、専門知識を要するソフトを使って自らコンテンツを用意する必要があるため、導入したくてもできないというケースも多く見られます。
株式会社ランドスキップが提供する“LOOOK(ルーク)”では、掲載したいコンテンツをスマートフォンから選択するだけですぐに配信できます。
使用方法はとても簡単。お持ちの販促画像や広告、用意された豊富なコンテンツを100種類以上のテンプレートと組み合わせるだけです。製品やサービス、季節のキャンペーンやセールなど、それぞれの目的に合わせて最適なオリジナルのデジタルサイネージを作成できます。
「デジタルサイネージは導入が大変」「使いこなすのが難しい」というイメージをお持ちの方でも、“LOOOK”ならきっとお気軽に活用いただけるでしょう。
偶然広告を見た人にもアピールできる
紙のポスターでは、掲載している情報を急に変更することができないため、修正したい箇所があれば作り直す必要があります。
しかし、デジタルサイネージの場合、表示させるコンテンツに少し手を加えるだけで最新の情報に変更できるため、偶然広告を見たという人にも、リアルタイムな情報をアピールすることが可能です。
たとえば、天候によって左右される可能性のあるイベントの決行や中止の情報も、デジタルサイネージならすぐに知らせることができます。
時間帯で表示するコンテンツを変えられる
デジタルサイネージでは、時間帯によって表示するコンテンツを変えることも可能です。
朝の通勤時間には、眠気をすっきりさせてくれるコーヒーの広告、仕事帰りの時間帯には、ビールやリラックスできる入浴剤の広告など、その広告が見る人の心により響きやすい時間帯を選んで表示させることができます。
遠方からでも一括で情報管理できる
デジタルサイネージの大きなメリットのひとつに、複数のディスプレイを一括で管理できる点があります。
チェーン店のように複数に拠点がある場合も、タイムラグなしで最新の情報を伝えることができるため、顧客の満足度アップも期待できます。
外国人観光客向けの広告にも活用できる
訪日外国人観光客は日々増加しており、今後さらに増加していくことが予想できます。
デジタルサイネージは、言語別に情報を表示させることができるため、日本人と、訪日外国人観光客に向けた広告をひとつのスペースに表示させることが可能です。
まとめ
右肩上がりで拡大してきたデジタルサイネージ市場は、技術の進化を遂げながら、今後もまだまだ拡大していくことが予想されます。
インパクトや目新しさ、季節感や癒やし、リアルタイムでの情報提供など、紙媒体では難しかったことを実現できるのがデジタルサイネージの魅力です。デジタルサイネージは、これからのマーケティングに欠かせないものとなっていくでしょう。
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