
見た人の心をわしづかみにする店内POP術!売上に貢献できる5つの方法
店内POPは集客数の増加や客単価アップなどが期待できる重要な販促物のひとつです。
しかし、消費者側の目線に立つと店内POPは珍しいものではありません。ただ必要な情報を羅列するだけでは、POPの効果を充分に引き出せているとは言えないでしょう。
そのため、店内POPには興味を惹くような書き方や工夫が求められています。
この記事では店内POPの種類や、見た人にインパクトを与えることができる店内POPの書き方をご紹介します。
店内POPに効果を実感できていないという方はぜひ参考にしてみてください。
目次[非表示]
- 1.店内POPには3つの種類がある
- 1.1.店内の案内
- 1.2.商品紹介
- 1.3.キャンペーンやイベント紹介
- 2.見た人の興味を引き付ける店内POP術
- 2.1.商品の価値を高めよう
- 2.2.意外性で興味を引こう
- 2.3.体験談でわかりやすく伝えよう
- 2.4.商品名から紹介するのは避けよう
- 2.5.もっとも伝えたいことを一番大きく書こう
- 3.店内POPはさまざまな効果がある
- 4.まとめ
店内POPには3つの種類がある
店内POPはおもに商品情報を伝え、購買を促すという目的がありますが、直接的な売上アップだけではなく店舗のイメージをよくするという役割も担っています。
店内POPは大きくわけると「店内の案内」「商品紹介」「キャンペーンやイベント紹介」の3つの種類があります。
それぞれの目的や役割を見ていきましょう。
店内の案内
案内POPは、来店したお客様に店内を詳しく紹介するPOPです。
店舗の特徴を紹介するだけではなく目的の売場がどこにあるのか、トイレの位置、レジの位置などお客様が店内で困らないよう案内する役割があります。そのため、わかりやすく見やすい工夫が必要です。店の出入口や遠くからでもわかるように高めの位置に設置するとよいでしょう。
直接的な売上アップにはつながらなくても、親切・丁寧な店舗アピールを行うことで滞在する時間を伸ばし、再来店を促します。顧客満足度を高めるためにも、ぜひ設置しておきたいPOPです。
商品紹介
店内POPのメインとなるのが商品の紹介POPです。
おすすめの商品や新商品、セール商品などに絞ってPOPを付けることで商品価値を高めます。見やすく邪魔にならないよう小さすぎず大きすぎない適度なサイズにするのがおすすめです。
商品の魅力が伝わる内容をシンプルにまとめ、興味が湧くように工夫して作ることがポイント。もっとも売上に貢献できるPOPと言えるでしょう。
キャンペーンやイベント紹介
店舗で開催されるキャンペーンやイベントを紹介する告知POPは、消費者の購買意欲を高めることが期待できます。セールやノベルティ配布などの予告をあらかじめ打ち出すと再来店を促すことにもつながります。
告知POPはレジや出口付近に設置すると視認性が高くなります。
見た人の興味を引き付ける店内POP術
店内POPは、お客様にメリットとなる情報を提供し、購買を促す重要なツールです。
書き方次第で売上に貢献することができるため、販促のなかでもPOPはとくに重要な施策と言えます。
POPが与える影響は大きく、今まで見向きもされなかった商品も人気商品になる可能性があります。
しかし、ただ商品名や金額といった内容を書くだけでは魅力的とは言えません。
以下では、商品の魅力を引き出す工夫やおすすめの書き方について、詳しくみてみましょう。
商品の価値を高めよう
野菜であれば
- 「〇〇県の広大な土地で育った」
- 「〇〇農家の△△さんが大切に育てた」
などの情報を付け加えると商品の価値を高めることが可能となります。
飲食店なら素材の情報や調理法、小売店なら商品のセールスポイントをわかりやすく書くことで販促効果が高いPOPになるでしょう。
書く内容に悩んだときには、どうすれば商品の価値が高くなるかを念頭に置くようにしましょう。
意外性で興味を引こう
キャンペーンの告知であれば
- 「明日から全品5%オフ」
と書いても、情報を伝えるという意味では効果はあります。
しかし
- 「明日も来るべき理由がある!」
- 「本日来店された方は超ラッキー!」
などと、お客様の心を誘うような書き方のほうが意外性があり、興味を惹きやすくなります。あえてPOP広告らしくないことを書くと意外性を持たせることが可能です。
体験談でわかりやすく伝えよう
商品を実際に利用した体験談も効果が期待できます。
たとえば、ハンドクリームの場合
- 「手がきれいになる」
と書いても信ぴょう性に欠けるだけでなく月並みな表現のためあまり興味を持たれません。
- 「ガサガサだったレジ担当の〇〇さんの手が劇的に変化!」
スタッフに体験してもらい、文章をキャッチ―に工夫すれば、手が荒れやすいレジ担当の方でも効果があると伝えることができます。
商品の知識があるスタッフが効果を感じているならと、商品に興味を持つお客様も多いでしょう。
体験談を使うと、より効果の高さをアピールすることができます。
商品名から紹介するのは避けよう
POPで商品を紹介するときには、アピールポイントを冒頭に持ってくるとインパクトが強くなります。
- 「レタス 150円 〇〇農家の○○さんが大切に育てました!」
ではなく、
- 「〇〇農家の○○さんが大切に育てました! レタス 150円」
こちらのほうが目に付きやすいPOPだと言えます。また、生産者の顔がわかるよう画像やイラストを使用するのも、インパクトを持たせるのに効果的です。
もっとも伝えたいことを一番大きく書こう
店内POPでは何を伝えたいのかをしっかりと考えて、その文言を一番大きく書きましょう。どれほどすばらしい商品でも、情報量が多すぎたり難しかったりするのは逆効果。もっとも伝えたい内容をわかりやすく書くことが大切です。
通路を歩いているお客様が足を止めなくても読める程度のボリュームで、読みやすい内容にしましょう。
店内POPはさまざまな効果がある
店内POPは商品情報を伝える役割だけでなく、スタッフのモチベーションを上げたり、店舗を活気づかせたり、お客様とのコミュニケーションを活性化させたりする役割もあります。
適切なPOPなら、店内の雰囲気を明るく賑やかに変えて見栄えをよくし、来店したお客様との会話のきっかけにもなるでしょう。
しかし、店内POPは適切な管理が重要です。イベントやセール、季節に合わせて頻繁に変更を行うことはもちろん、破損や汚れがないかをチェックし、常によい状態を維持することも大切な業務のひとつ。労力がかかるものの、POPの効果は大きいため販売員に変わる大切なツールとも言えるでしょう。
まとめ
店内POPにもさまざまな種類があり、それぞれ目的や最適な配置場所が異なります。
書き方や見せ方を工夫すれば、売上アップにつながるほか、多くの効果をもたらす重要な販促物です。
しかし、商品の入れ替わりが激しい小売業や飲食業の現場では、店内のPOPの維持管理は容易ではありません。新しい商品が出るたびにPOPを作成することはもちろん、定期的に作り変えて清潔に保つことも必要です。
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