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工場の業務効率化・情報共有・安全管理にも有効な“デジタルサイネージ”

インターネットは現代社会を生きる私たちの生活に欠かせません。ネットワークであらゆるモノとモノが通信できるインターネットサービスは日進月歩で発展しており、最近では人が操作・制御しなくても自動で機能するIoT(Internet of Things:モノのインターネット)という技術も登場しています。

IoTは現在、製造業の現場でも導入が進んでおり、さまざまな分野の“スマート工場”が誕生しています。

この記事ではIoTについて、そしてデジタルサイネージを工場に導入するとどのような効果があるのかを解説します。


目次[非表示]

  1. 1.IoTとは?
    1. 1.1.“スマート工場”が製造業の未来をつくる
    2. 1.2.世界で広がるスマート工場化
  2. 2.工場にデジタルサイネージを導入することで得られる4つの効果
    1. 2.1.業務効率化・生産性向上
    2. 2.2.安全対策
    3. 2.3.情報共有
    4. 2.4.来客への案内
  3. 3.まとめ


IoTとは?

最近よく耳にするようになったIoTという言葉。
IoTとは「Internet of Things」の略語で、インターネット通信によってつながったモノが情報交換をすることで相互に制御する仕組みのことです。
IoTによって以下のようなことが実現できます。

  • モノを操作する・・・離れた場所にあるモノをリモコンで操作する
  • モノの状態を知る・・・モノにセンサーをつけて遠隔監視やデータ収集ができる
  • モノ同士が対話する・・・離れたモノ同士がデータの送信・受信を行う

たとえば、外出先からスイッチを入れられる“スマート家電”などは代表的で馴染み深いIoTです。このほか、ドアや窓に取り付けて開閉状況を監視するセンサーや、人の動きを検知して明るさを切り替える照明など、わたしたちの身近な場所でIoTは駆使されています。

“スマート工場”が製造業の未来をつくる

このIoT技術を使った工場がスマート工場です。

スマート工場では、工場の機械や生産ラインにインターネット接続をし、それぞれの機械がインターネットを通じて通信できるように整備されています。製造状況を把握でき、効率のよい体制の考案・実現が可能になります。

スマート工場化には下記のようなメリットがあります。

  • 機械の稼働状況を把握できる
  • 機械の保全状況をつねにモニタリングし、故障や異常を未然に防ぐことができる
  • 状況に合わせた計画変更を容易にし、生産ラインの停止を回避できる
  • 電力の消費量を自動で制御し、エネルギーを効率的に活用できる

工場の機械同士、そして機械と人が連携することで、品質管理や生産性の向上を図ることができます。

世界で広がるスマート工場化

スマート工場化は世界でも見られています。

ドイツでは“Industry4.0(第4次産業革命)”と呼ばれるプロジェクト推進されており、その動きはさまざまな国で本格的に広がる兆しが見え始めています。
この流れを受け、インドでは“Make in India”、中国では“中国製造2025”などの施策を立ち上げ、スマート工場の実現を推進。それぞれの国によって異なる部分もありますが、スマート工場化は産業を効率化し、さらなる発展を目指すことが大きな目標のひとつです。産業の発展だけでなく、製造業のデジタル化推進の布石となることが期待されています。


工場にデジタルサイネージを導入することで得られる4つの効果

デジタルサイネージというと、“販促のためのツール”というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。現在、デジタルサイネージは販促に限らずさまざまな場所で活躍を見せています。

スマート工場などのデジタル化が進む製造の現場でも、デジタルサイネージの活用が進んでいます。いくつか利用例を紹介します。

業務効率化・生産性向上

製造ラインにデジタルサイネージの生産管理板を設置し、生産目標や遅延といった生産状況を見える化するいう工夫です。業務効率化・生産性向上を図ることができます。

輝度が高いディスプレイなら、ホワイトボードと比べて視認性が高いという特徴もあります。映像やテキストが明るく鮮明に表示されるため、従業員が数値や目標をより意識できるでしょう。また、複数台設置する場合は、複数のディスプレイ表示を一括で変更できるツールを選ぶことも効率化のポイントです。

安全対策

工場ではスタッフの安全対策が重要です。
多くの工場で、安全標識やポスターを掲示して工場内での安全管理を図っていますが、紙のポスターや塩ビ(ポリ塩化ビニル)、スチールのプレートなどでは、照明が反射して見えにくいこともあるでしょう。また、限られたスペースに情報を収める必要があるため、伝えられる情報や内容が制限されてしまいます。

デジタルサイネージの場合は、画面を切り替えられるため、狭いスペースでも多くの情報を提供できます。さらに、動画の表示も可能です。「過去に起きた事故例」「事故が起きたときの対応フロー」などを動画で表示すれば、より強く印象づけることができます。

注意喚起を徹底すれば、事故やトラブル防止につながるほか、もしトラブルがあった際にも迅速に対応できるようになります。

情報共有

従業員数が多いほど、情報共有に漏れが生じてしまいがちです。
特に交代制を採用している工場では、従業員の出勤時間も異なるため、一斉に口頭で説明することができません。紙媒体の掲示物で告知する場合も、貼り替えに労力がかかるほか、全員に配布する場合は印刷コストが必要となります。

デジタルサイネージを情報共有に活用すれば、そのようなわずらわしさを低減した円滑な情報共有が可能です。紙媒体のように貼り替える労力や都度発生する印刷コストもかかりません。

たとえば、工場の入口に設置して、その日の生産目標や進捗状況などを表示すれば、作業効率の工場に役立ちます。また、従業員の休憩スペースなどに設置して健康診断のお知らせを告知する、その日の気温や湿度といった情報を表示して熱中症予防を促す、といった使い方も可能です。

適切な情報共有は従業員のモチベーションの向上にも必要といえます。

来客への案内

場内設備の案内や、ウェルカムボードとしてデジタルサイネージを活用することも可能です。デジタルサイネージは、静止画・動画だけでなく、音声コンテンツを表示することができるため、工場の機械や作業工程についての解説などに活用できます。

また、待合室などに設置して自社や製品の紹介動画を流せば、販売促進やブランディング効果も狙えるでしょう。


まとめ

私たちの生活に欠かせないインターネット。最近では人が制御するという枠を越え、モノが自動で制御するIoTに注目が寄せられています。IoTは製造現場でも活用が進み、世界中でスマート工場が誕生しています。
IoTは生産性の向上・業務の効率化・安全対策などが期待でき、デジタルサイネージと連携させれば、さらに効果が高まります。

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