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【ドラッグストア編】デジタルサイネージ使った販促方法と活用シーン

2000年以降、店舗数や売上規模が増加しているドラッグストア。消費者ニーズに応える形で規模が拡大しています。医薬品や化粧品はもちろん、日用雑貨や食品まで数多くの商品を購入できる巨大な業界です。

一方、今後ドラッグストアの課題には、店舗数が増える背景に合わせて、より多くのお客さまを獲得し続ける施策が重要といえます。その施策として取り入れられている手段の一つに、デジタルサイネージの導入があります。

デジタルサイネージは、従来の紙媒体広告からデジタル広告へ移行するキッカケの一つです。デジタルサイネージを有効活用することで、紙媒体とは違った集客方法や販売促進・顧客満足度の向上を目指せます。

この記事では、ドラッグストア業界の情勢やデジタルサイネージを効果的に活用するための方法について分かりやすく解説します。

出典:経済産業省『ドラッグストア業界の現状及び 業界を巡る環境の変化について


目次[非表示]

  1. 1.ドラッグストアの総店舗数は2万店を突破
  2. 2.ドラッグストアが抱える課題とデジタルサイネージとの関係性
  3. 3.デジタルサイネージの導入で得られる具体的な販促効果
    1. 3.1.1.訴求効果を高められる
    2. 3.2.2.他店舗との差別化を図れる
    3. 3.3.3.タイムリーな商品情報の提供が可能になる
    4. 3.4.4.顧客満足度アップにつながる
  4. 4.ドラッグストア向け!デジタルサイネージを利用した5つの活用シーン
    1. 4.1.1.ウェルカムボードとしてお客さまをお出迎え
    2. 4.2.2.小型のデジタルサイネージで陳列棚の商品を効果的に訴求
    3. 4.3.3.季節ごとの情報や一押し商品の紹介
    4. 4.4.4.レジの待ち時間を有効活用
    5. 4.5.5.ドラッグストア内にある処方箋の待合室に
  5. 5.小売店に導入したデジタルサイネージの導入事例
    1. 5.1.動画のアプローチで集客向上『スパワールド』
    2. 5.2.効率的な商品PRに活用『トヨタカローラ福島店』
    3. 5.3.来店促進へつなげる『ドコモショップ APiA店』
  6. 6.まとめ


ドラッグストアの総店舗数は2万店を突破

日本はドラッグストア大国です。日本食料新聞の記事によると、日本チェーンドラッグストア協会が発表した2018年度の全国総売り上げ高は7兆2,744億円で店舗数は2万228店。現在も業態の成長ペースは加速し続けています。

出典:日本食料新聞『ドラッグストア特集:数字から見るドラッグストア 総店舗数2万店突破


商品分類別売り上げ比率

同調査による商品分類別売り上げ比率の伸長率ランキングは以下のとおりです。

  1. 食品を含む「その他」
  2. 医薬品
  3. 化粧品
  4. 日用雑貨

食品を含む「その他」が売り上げ比率の伸長率1位になっている背景には、ドラッグストアの利用目的が多様化したことを受けて、各社が戦略的に食品と調剤を強化していることや海外からの旅行者による需要の高まりがあります。

出典:日本食料新聞『「ドラッグストア特集:数字から見るドラッグストア 総店舗数2万店突破』



ドラッグストアが抱える課題とデジタルサイネージとの関係性

近年、ドラッグストアの利用目的が多様化しています。多様化する顧客ニーズを満たすために、食品や生活用品などを取り入れる店舗も増えています。

しかし、消費者にとっては非常に便利な一方で、店頭にたくさんの商品が並び、新商品が続々と入荷することによって課題も生まれています。


▼課題例

  • 店頭に並ぶ多くの商品に売り出し商品や新商品が埋もれてしまう
  • チラシやポップで広告を出したいが陳列スペースに限界がある
  • チラシ広告だけでは掲載できる商品が限られてしまう

ドラッグストアで取扱う商品数が増え、商品のジャンルが幅広くなったことで「売りたい商品が売れない」「すべての商品を訴求するのが難しい」といった悩みを抱えている企業も考えられます。

こうした課題の解消を期待できるのがデジタルサイネージの活用です。チラシやポップとは異なり、一つの画面でさまざまなコンテンツを配信。埋もれがちな商品や売り込みたい商品を効果的に訴求できます。

多様化するドラッグストアでこれまでとは異なる方法での商品訴求を行う際におすすめです。



デジタルサイネージの導入で得られる具体的な販促効果

ドラッグストアにデジタルサイネージを導入することで、商品の訴求効果や顧客満足度の向上などを含め、次のような販促効果が期待できます。


1.訴求効果を高められる

静止画や動画を使った新しい電子型看板であるデジタルサイネージは、従来の看板やポスターよりも高い集客効果が見込めます。


▼デジタルサイネージの特徴例

  • 視認性に優れている
  • インパクトの高い映像や音楽で興味を引き付けられる
  • 商品を効率的にアピールできる

たとえば、メイク用品の色味が伝わるような写真を表示させたり、イチオシ商品の紹介動画を流したり、動きのある広告を使用することで消費者の目を引くことができます。

ドラッグストアで買い物をする予定がなかった方に対しても積極的にアピールし、衝動買いを促す効果も期待できます。


2.他店舗との差別化を図れる

デジタルサイネージできれいな映像表現や店舗独自のサービス告知などを行うことで、他店舗との差別化を図れます。

先進的な技術を取り入れて積極的に活用していく姿勢は、ブランディングにも大きく貢献できます。


3.タイムリーな商品情報の提供が可能になる

デジタルサイネージを導入すると、スピーディーかつタイムリーな商品情報を提供ができます。


▼情報提供例

  • 暑い日・・・汗ふきシート、冷却シート、日焼け対策用品
  • 寒い日・・・貼るカイロ、蒸気温熱シート
  • 花粉が多い日・・・アレルギー薬品、マスク、点鼻薬

気候や天候、季節に合わせて商品提案をすることでお客さまの目的の商品以外の衝動買いを促す効果が期待できます。また、季節の必需品を提案しセット販売を促すことで、顧客単価向上を狙うことも可能です。


4.顧客満足度アップにつながる

デジタルサイネージの導入は、顧客満足度の向上にも貢献します。

高品質かつスタイリッシュなデジタルサイネージは、落ち着いた店内の雰囲気づくりにも一役買ってくれます。画面に映像や音楽を取り入れて表示すれば、店舗のブランディング効果を狙うことも可能です。



ドラッグストア向け!デジタルサイネージを利用した5つの活用シーン

競合他社との差別化が困難になりつつあるドラッグストア業界において、地域密着型の店舗をつくるためには、戦略的かつ効果的なマーケティングが必要です。

集客効果を高め、他店舗との差別化を図るなら一つの手段としてデジタルサイネージを活用してみてはいかがでしょうか。


1.ウェルカムボードとしてお客さまをお出迎え

ウェルカムボード


ドラッグストアでは、季節に応じて数多くの新商品が登場するため、売り始めのタイミングに合わせて情報を発信する必要があります。

そういった新商品や季節商品をデジタルサイネージに表示させ、店頭に設置することでウェルカムボードとしての役割を果たし、店舗前を通るお客さまに入店を促せます。

春や秋の花粉症対策、夏の日焼け防止や熱中症対策、冬の風邪や感染症予防など、その時期に積極的に売り込みたい商品をアピールすると効果的です。新商品の入荷情報や季節商品、キャンペーン情報などを配信してお客さまの興味を引きましょう。


2.小型のデジタルサイネージで陳列棚の商品を効果的に訴求

小型のデジタルサイネージは、陳列棚に並ぶ商品の訴求にも適しています。映像や音声コンテンツを利用し、効果的に商品をアピールできれば新商品のプロモーションにも有効です。

デジタルサイネージを陳列棚の上部に取り付けることで、場所を取らずに済むという利点もあります。通路が狭くなり、お客さまの回遊性が悪くなる心配もありません。


3.季節ごとの情報や一押し商品の紹介


店内入り口や通路に大きな画面のデジタルサイネージを設置するのも一つの方法です。大きな画面に動画コンテンツを映し出せば、通路を通るお客さまの目を引くことができます。

商品の視認性を高められるため、売り込みたい商品が埋もれてしまうのを防ぐためにも効果的です。ウェルカムボードと併用して花粉対策やインフルエンザ予防など季節に応じた訴求にも活用できます。

デジタルサイネージの付近に対象商品を陳列して、気になった商品をすぐに手に取れるようにすることで購買率アップも期待できます。


4.レジの待ち時間を有効活用

レジ付近にデジタルサイネージを導入すれば、混雑している待ち時間も販促に有効活用できます。

たとえば、レジ上の空きスペースに天吊りモニターを設置してお買い得商品の紹介、ポイントアップのキャンペーン案内などを表示。お客さまが待っている間でも商品訴求でき、購買動機を刺激できます。

そのほか、天気情報や健康に関するニュースなどのコンテンツも表示できます。レジ付近に健康補助食品や紫外線対策商品を配置すれば、お客さまの買い忘れ防止やついで買いの促進にも役立ちます。


5.ドラッグストア内にある処方箋の待合室に

ドラッグストアに併設されている処方箋待合室に、デジタルサイネージを設置するのも一つの使い方です。

画面に呼び出し番号や待ち時間を表示すれば、ご自身の順番までの時間をある程度把握できます。そのほか、待合室をリラックスした雰囲気に演出するために美しい風景画像を映し出すのもおすすめです。



小売店に導入したデジタルサイネージの導入事例

デジタルサイネージは、ドラッグストア以外にもさまざまな小売店舗で導入されています。ここでは、実際にLOOOKを導入いただいた事例を紹介します。


動画のアプローチで集客向上『スパワールド』


スパワールドさまは、ポスター貼り替えの工数短縮と集客のためにデジタルサイネージを導入。音や動きを使った効果的なアプローチで滞在時間やリピーター数の向上を図っています。



導入したLOOOKは、電源とWi-Fi環境があれば利用できるため、館内の案内やイベントなどに活用されています。すべて手作業でポスター貼り換えを行っていたときよりも作業工数が20%以下になり、業務効率化にも役立っているとのことです。


効率的な商品PRに活用『トヨタカローラ福島店』


トヨタカローラ福島店さまは、車種やオプションを比較表にまとめるなど、複雑な情報をデジタルサイネージによって分かりやすく提示しています。

その結果、訴求力が高まり、効果的な商品PRを実現しているそうです。商談席の近くでは風景を投影するなど、リラックスできる空間づくりにも役立てていらっしゃいます。


来店促進へつなげる『ドコモショップ APiA店』


ドコモショップ APiA店さまでは、店内の混雑しているときは「ご案内までお時間いただきます」という注意や来店予約できるQRコードを表示するなど、デジタルサイネージによるタイムリーな情報発信を行っています。

そのほかにもスタッフの撮影した写真や素敵な風景画像を配信することで、お客さまの興味を引き付け、待ち時間もお客様を退屈させないような店舗を実現しています。



まとめ

今回はドラッグストアの課題やデジタルサイネージの利用シーンについて紹介しました。

ドラッグストアの店舗数は増え続け、市場規模も拡大しています。同じ地域に複数店舗のドラッグストアがある場合、限られた顧客を獲得するために他店舗との差別化や顧客満足度を上げるマーケティングが必要不可欠です。

今後、デジタルサイネージの導入はドラッグストアに多くのメリットをもたらし、集客や販売促進に大きく貢献すると推察されます。

株式会社ランドスキップが提供している“LOOOK(ルーク)”は、店舗で働くすべての従業員が簡単に使えるデジタルサイネージです。

直感的に操作できるため、マニュアル不要でタイムリーな情報を配信すできます。

面倒な設定は必要なく、機械が苦手な方でも安心して利用できます。

また、初期費用0円、1台あたり月額4,980円(税抜)で導入できるため、店舗の規模や予算に応じた販促が可能です。

ドラッグストアの集客・販売促進・顧客満足度向上にお悩みの方は、“LOOOK”の導入を検討してみてはいかがでしょうか。利用目的に合わせられるさまざまなコンテンツで、質の高い販促をサポートいたします。

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